代表者略歴

合同会社販路開拓サポート.代表社員 小地沢 俊介(こちさわ しゅんすけ)

1971年
岩手県盛岡市出身。
岩手県立盛岡第一高等学校卒業。
中央大学法学部法律学科卒業。
1997年
岩手県商工会連合会に入職。
企画指導課に所属し、主に青年部担当。県外郭団体より補助金を提案申請し深刻化する未婚青年経営者の支援として「独身後継者対策事業」を立案。
カップルマッチングイベントの企画運営を実施。2年間で3組の成婚実績を挙げる
その後、経営指導員として紫波町商工会に赴任。
管轄中小企業の経営指導、地域活性化の事業に取組む。
管内企業のPC環境整備の支援、商店街イベントの企画運営を担当し、前年度の集客の30%向上を実現。
地元の祭りイベントについては、東北管内の外商組合(テキ屋団体)との交渉窓口を担当。
警察署と連携し、危険人材の見極め、トラブル防止のルール設定を担当。
倒産管内中規模小売店舗に対して、地元管内取引先への支払いの優先を図る為、経営者の身柄保護を実施。店内在庫を深夜に全て搬出し、商工会倉庫と協力企業倉庫を活用し、水面下での現金化を図り、倒産経営者と地元取引先企業経営者との関係の維持、債務返済の優先確保、地元金融機関との交渉に奔走する。
債務超過企業については、再建プランの検討や地元金融機関との交渉を担当。消費者金融はじめ未届け金融会社との交渉を担当し、企業と経営者、家族の再出発を支援。
この経験を活かし、各種金融会社や未届け金融機関の非合法な取立や電話に対する対策方法を商工会で指導する。
1999年12月
㈱日本LCAに入社。(国内大手経営コンサルティング会社)
自分のスキル向上を図るため転職、上京する。
関西大手住宅メーカー(滋賀県、京都府)をクライアントに持ち、住宅展示場来場者の受注促進施策の構築に関わる。
若手営業マンの受注率向上の為、営業マンとの同行営業支援を実施。
1展示場の月売上の12%アップ、20代3年目人材の新規受注月平均2棟アップを実現。
また、既契約オーナーに対するリフォーム需要発掘に向けての展示場からの情報発信企画を立案、独自のアンケート手法によりリフォームニーズ収集を図る。
展示場訪問客を新規客のみならず、既存オーナーへの来客を図り、リフォーム受注を月3件平均で受注する環境を構築する。
更に関西、東海地方自動車販社に対する受注強化プロジェクト企画を担当する。
新規来場者を向上する為のPOPデザイン、キャッチコピーの検討、ポスティング、チラシ配布の効率的な立地の研究を図り、ディーラー来客率月平均11%向上、営業マンとの来場客に対面によるニーズ収集キーワード集を作成し、3年目までの若手セールスマンの月受注を平均2件アップに成功させる。

ヒューマンリソースマネジメント部門に異動
人材採用から教育、組織構築、モチベーション強化、営業実績アップという人材に係る総合的な収益構造強化の専門家として企業指導や講演に携わる。
人事・教育戦略担当として、大手企業のリストラ施策支援等を手がけ、人事面談や再就職支援、新規・中途採用支援に携わり、コーディネート業務を手掛ける。
主に大手企業の人事部の担当コーディネーターとして、リストラ部門を担当。人材の抽出、 面談の手法構築を立案する。その後、各人事部から直接リストラ人材に対する面談の担当責任者を依頼され、2年間で延べ1500人のリストラ候補人材の面談を担当する。
そのリストラ人材に対する再就職支援のコーディネートも併せて行い、約500名の再就職を支援する。

その後、営業アウトソーシング戦略担当マネージャーとして、首都圏金融機関(生保・損保・消費者金融等)のコールセンター設立運営、スタッフ採用、教育を担当する。
(採用・教育実施人数は約500名)
国の規制緩和による深夜のコールセンターの運営が可能となり、大手消費者金融会社の深夜部門のコールセンターの新規立ち上げを担当する。
人材の採用、教育、顧客に対する新たな電話によるスクリプト(会話展開ツリー)の開発を担当する。
深夜部門の初代お客様サービスセンターのセンター長として7か月間赴任し、各種オペレーションの標準化を図り、消費者金融自社人材の運営体制へバトンタッチに成功する。
2004年
㈱東京営業部入社。
セールスレップ事業部長として、地方中小企業の首都圏向け販路開拓、商品開発支援業務を請負う。営業アウトソーシング業務において、年間で述べ300社と商談を実施。多くの首都圏バイヤーから聴取した「生のニーズ」を基に、地方メーカーに対し、精度の高い商品化支援、高付加価値化の指導に当たる。
また、営業人材教育部門HRI(ヒューマン・リソース・インキュベーション)事業部を設立し、地方中小企業の営業人材育成支援にも注力。中でも同行営業指導業務においては、企業の経営者、営業担当者を毎月3~4社東京に招き指導を実施。実践を通じて、バイヤーへのアポイント取得から受注クロージングまでのノウハウを伝達した。
2007年5月
合同会社販路開拓サポート設立。代表社員就任。
地方中小企業の首都圏向け商品開発支援、販路開拓支援分野での専門家として、全国の中小企業と首都圏バイヤーとのマッチングに現在も尽力中。
都道府県、市町村の行政の補助事業、商工団体の各種事業の専門家として、各地に赴く。
(年間地方企業訪問平均日数は200日を超える)
これまで延べ400社、約1,200商材の商品開発及び改良指導に着手。首都圏を中心とする提案先バイヤー顧客は150社にのぼる。
特に首都圏で実施されている大型商談会のコーディネート経験が豊富となる。
毎年、多くの自治体、商工団体、企業の「商談会出展コーディネーター」を担当、首都圏バイヤーとのマッチングを実施している。
また、自社ネットワーク内の首都圏バイヤーを定期的に地方産地に招待し、地元企業と直接的なマッチング支援を実施し、高い受注実績を挙げている。

各都道府県、市町村からの依頼により、2013年の東京国体から毎年国体等の地方大規模スポーツ大会等でのコーディネーターを歴任する。

2013年:東京大会
東村山市女子バスケットボール会場担当。
新規お土産品開発、事前告知イベント企画の運営、試合会場の物販店舗運営責任者を担当。

2014年:長崎県大会
松浦市なぎなた競技会場担当。
新規お土産品開発、来場選手父兄おもてなしマップの開発。
事前告知イベントとして地元観光施設を活用した「必勝祈願際」を地元行政や漁協と運営。
必勝祈願商品やメニューを開発し、大会1か月前より販売を開始。
青年部、少年部が地元長崎県の同時優勝となり、祈願商品、メニューの「縁起物」としてのブランディングが完成。
お土産品のその後の商談会における受注先増大が実現する。
(EX:太宰府天満宮、福岡ダイエーホークス、ハウステンボス他)

2015年:和歌山県
商工会連合会主催でのおもてなし商品開発セミナー講師、開発現地指導担当を任命。

2016年:岩手県大会
小地沢地元でもあり、県庁、市町村より、「おもてなし商品開発」コーディネーターとして、土産品の開発、選手受入れ宿泊施設等のメニュー開発、事前合宿の受入れ環境整備についてのアドバイザーを歴任。

2017年:愛媛県国体
商工会連合主催の「新規特産品開発」のコーディネーターとしてセミナー講師、企業、店舗指導を担当する。

2018年:
ラグビーWカップ釜石大会における周辺観光施設、飲食店等での「おもてなしお土産品」の開発。各種縁起物メニューの開発をコーディネート。
地元行政と協力し、事前合宿会場やその周辺地域の宿泊施設のアピール戦略を検討。東京オリンピックホストタウン採択地についても同様に支援を実施。
オリンピックホストタウンの受入れ戦略については、東北他各地域自治体に対しての受入れ実施のアドバイス、セミナー講師を担当。
地元特産品の単価が高く、売行きの悪い伝統工芸品等を事前合宿アスリートや関係者に対する土産品としてパッケージと企画リニューアルと図る。来場国大使館への情報提供で地域情報や特産品販売の情報発信を図った。
大使館等の各種パーティの来場者お土産品やパーティ会場の食材を地域特産品として採用してもらう活動もコーディネートしている。
2011年3月11日
岩手県の販路開拓支援事業コーディネーターとして、首都圏バイヤーを招聘する。
「マッチング商談業務」を実施中、陸前高田市にて東日本大震災・津波に遭遇する。
自家用車を破損するものの、辛うじて難を逃れるが、岩手県は地元である為、実家家屋・墓地が破損する。また、この震災で、親類、知人、支援先企業の多くが被災した。
その年の岩手県沿岸部の弊社担当企業33社のうち27社が被災。
震災直後より、盛岡市の実家をベースに被災地域への支援物資の調達と配達を実施する。
高速道路が寸断され、宅配車両の流通が滞る中、盛岡市の各宅配業者と交渉し、弊社及び小地沢宛の物資については、盛岡市の各社物流センター留とし、協力者と共に、都度集まった物流センターの物資を被災地への車輸送を敢行。
その際、行政等の運営する避難所には物資が集中しており、これまで弊社が支援していた企業の僻地エリア周辺の公民館や集会所を配達のターゲットとし、輸送ルートの現地開拓と情報収集と発信、物資輸送を行う。
その情報を各地の避難所の物資集積所本部へ提供し、被災地の末端、孤立エリアに対する早期物資提供と情報収集体制構築に協力する。
その後、これまでの取引先や商談先である首都圏販路のバイヤー、関係者、支援先自治体等からの多くの支援を受ける。
現在、被災企業の復興に向けての様々な支援を実施すると共に、被災地の状況を理解する立場から被災地・東北商材に対する風評被害の対策として、現地の「生の状況」「生の声」「今必要なもの」市場に発信し続けている。
2012年7月
「岩手県産業創造アドバイザー」に就任。県知事直属の専門家として被災地復興の為、商品開発、販路開拓、商談マッチングに携わっている。
2013年
岩手県宮古市「産業創造アドバイザー」に就任。また、地元道の駅運営会社の顧問に就任。震災後の売り上げ減少を回復する為の支援企画立案している。
2016年8月
岩手県が台風10号による洪水被害を受ける。
当時、宮古市長の依頼により、第3セクターの道の駅の運営会社の顧問(非常勤)に就任しており、台風の現場に遭遇する。
国道106号線の損壊、各種幹線道路の損壊、橋の崩壊、山間部の土砂崩落等の影響で道路が不通となる。同時に電話、電気も不通となり道の駅と周辺住宅が孤立状態となる。
運営会社の社長が市長であり、組織図的に顧問はその次のポジションであった為、役所との連絡が不能の中、道の駅を災害情報収集、発信拠点として活用する指揮を執る。
盛岡市から到着した電力会社、ガス会社、電話会社、バス会社等の復旧チームの拠点として、レストランを開放。停電で溶けだした冷凍食材をプロパンガスで加熱調理し、在庫のペットボトル類と共に人材へ提供。その後復旧チームの食材物資の収集拠点となる。
各社の被害調査部隊と行動を共にして、道路等のインフラの損害状況を撮影し、「損害地域マップ」を作成。
地元バス会社の所在不明となったバス(運転手・乗客3名)の捜索にあたる組織チームの拠点としても道の駅を活用し、情報収集にあたる。
また、道の駅の広場の遊戯用具を片付けて臨時のヘリポートを作成し、無線を活用して防災ヘリ、自衛隊ヘリの離着陸を可能とさせる。それにより、空路での物資提供が可能となる事、損壊道路や孤立集落の情報、人材の安否が上空からの情報で一定数入手可能となり、災害情報発信施設としての機能を全うする。

その他、各地における被災地対応等、地震、津波、台風、洪水、山火事等多くの自然災害での対応を経験した事で、岩手県被災地復興のエキスパートとして、様々な分野での支援に取組んでいる。(熊本県、広島県他)
現在岩手県の推薦で復興庁の被災復興コーディネーター(専門家)の推薦を受けている。
2017年4月
フィリピンマニラにて、日本商材販路開拓拠点を設置、現地宿泊施設、流通業者へ日本商材のマッチング支援、商品情報提供を開始フィリピン商材の対日本向け商品開発、マッチングノウハウの提供支援も開始する。

また、2019年ラグビーWカップの釜石会場支援等をきっかけに様々な物販イベントを企画運営するにあたり、自分自身の販売スキルが現在にも通用するかを確かめたくなる思いに駆られ、Wカップ終了後、自社の業務を調整し、派遣会社に登録し2019東京モーターショーの物販部門に勤務する。延べ10日間の勤務で日産の物販コーナーを担当する。
日産担当者、派遣会社の指示に従いながら業務する中、11月の最後の連休に、日産担当者に1番客単価と利益の高い1台¥7,000のミニカーの優先販売を自ら提案し、許可を貰う。11月3日の販売でミニカーを1人で70台販売。これまでの東京モーターショーで1日1名でのミニカーの売上記録を10台更新、最高の販売記録を打ち出す。
その日の全体売上の最高記録にも貢献する。
2020年2月
自社業務を一時休業し、(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に参画。輸送局ロジスティック部会場ロジスティック課に所属。
東京ビッグサイトに建設されるIBC・MPCセンター(国際報道センター・メインプレスセンター)の備品搬入の部署に勤務する。
1年間の延期期間も東京ビッグサイトの「留守番部隊」として業務を続け、2021年7月の東京五輪を迎える。
五輪期間中は東京ビッグサイトのIBC・MPCセンターの夜間部門のマネージャーとして国内外の報道陣や関連業者との対応を行う。建設部門、輸送部門の各種調整業務の現場責任者として勤務する。
2023年1月
自宅・自社を福島県に移転。
福島第一原発に一番近い直線距離4.7キロ地点の避難解除地域に居を構える。
岩手県、宮城県で10年超担って来た震災の企業復興の経験を活かす場所を求め、福島県原発被災地で企業復興・地域振興をテーマに10年のスパンで支援活動をする事を決意。自社活動に加え
(公財)福島イノベーションコースト構想推進機構内 https://www.fipo.or.jp/
 ふくしま12市町村移住支援センター https://www.fipo.or.jp/ijyu/
に所属。事業課主任として福島原発避難市町村への移住促進、企業誘致、創業支援のコーディネート業務を担当している。

代表者支援先団体抜粋(行政・商工団体関連)

①営業・販路開拓・
マーケティング支援 等
・青森県・岩手県・山形県・岐阜県・山口県・愛媛県・北九州市・札幌市・全国商工会連合会・福井県商工会連合会、宮城県商工会連合会・鹿角市商工会・愛媛県中小企業団体中央会、石川県商工会連合会・愛媛県 他
②展示会コーディネート
支援 等
・全国商工会連合会・愛媛県中小企業団体中央会・青森県・紀北町商工会・御浜町商工会・紀宝町商工会・大台町商工会・岩手県・大崎商工会・福井商工会議所・大野商工会議所・大槌町商工会 他
③各種セミナー 等・岩手県商工会連合会・石巻商工会議所・千葉県商工会連合会・岩手県・福井商工会議所・大野商工会議所・石川県商工会連合会・愛媛県・函館東商工会・大崎商工会・青森県・宜野湾市商工会・広島県商工会連合会・三原臨空商工会・世羅町商工会・神石高原商工会・田子町商工会・紀北町商工会・紀宝町商工会・綾町商工会・国富町商工会・都城商工会議所 他
③各種セミナー 等・いわて産業振興センター・岩手県大船渡振興局水産部・香川県商工会連合会・国富町商工会・綾町商工会・秋田県北部センター 他
⑤地域資源∞全国展開
プロジェクト支援商工会
・北海道商工会連合会・田子町商工会・大館北秋商工会・八幡平市商工会・平泉商工会大崎商工会・大槌町商工会・紀北町商工会・御浜町商工会・大台町商工会・静岡県商工会連合会・紀宝町商工会・徳仁町商工会・福井県商工会連合会・原村商工会・瀬高町商工会・鞍手町商工会・天水町商工会・国富町商工会・愛南町商工会・高松市牟礼庵治商工会・よこて市商工会・羽後町商工会 他